「東京家族」ベルリン映画祭で上映決定

第63回ベルリン国際映画祭で上映されることになった映画「東京家族」のイベントに出席した(左から)山田洋次監督、夏川結衣、橋爪功、吉行和子、妻夫木聡=東京都港区の金刀比羅
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 山田洋次監督が手掛けた81作目の映画「東京家族」(19日公開)が、「第63回ベルリン国際映画祭」(2月7~17日)のベルリナーレ・スペシャル部門で上映されることが13日、分かった。この日、都内で行われた同映画のイベントで発表された。

 ベルリナーレ・スペシャル部門は著名な映画人を称えることなどが目的で、ベルリン映画祭との関係が深い巨匠が手掛けた作品の上映も行われる。

 2010年に映画「おとうと」で特別功労賞(ベルリーナ・カメラ)を受賞した山田監督は「1800人くらい入るホールでの上映は栄誉のあることらしい。仕事が入っていて、(現地に)行けなくて残念です」とコメントした。

 さらに、同映画祭ベルリナーレ・クラシック部門では、「東京家族」のモチーフとなった小津安二郎監督の「東京物語」デジタルリマスター版の上映も決定した。

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