高岡蒼佑 「言いたい事発する自分」に

 俳優・高岡蒼佑(30)が13日、自らのフェイスブックで「俳優」論を展開。ツイッター騒動渦中の2011年夏に上演していた舞台「金閣寺」を通し、「言いたい事を発する自分」が、役を通じて心の底にできあがったことを明かしている。

 宮本亜門が演出した舞台「金閣寺」は、吃音から疎外感に悩まされ育った主人公・溝口を森田剛が、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木を高岡が熱演した。

 舞台で「強烈な役」を演じた後は「役柄が自然と本当の身体や心に染み込んでくる」「2年位休みたい気持ちになる」ともフェイスブックでつづった高岡。「金閣寺」の柏木役は、は2011年7月にニューヨークのリンカーンセンターで上演されたのをはじめ、東京での凱旋公演など、けいこから1年がかりで演じただけに、「はまりにはまった」役柄だったという。

 「この先何があっても1人で生きていく自分、言いたい事を発する自分、認識論と行為の感覚、弱い心からの強い心。いつも自分勝手な心が底にできた」と舞台「金閣寺」を通じて自らに起きた変化について、客観的に見つめ、分析している。

 高岡は2011年7月、ツイッターで“嫌韓流”発言をしたことが発端となり騒動に。その後、所属事務所を“解雇”され、同年12月末には妻で女優の宮崎あおいとも離婚した。「金閣寺」は騒動の渦中にちょうど上演されていた。

 高岡は、俳優について、「思い切って演じ切り、1人の人間の感情を壊しながら、付けたし、また元に戻していく作業」であると、持論を展開している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス