松田龍平“恩師”大島監督に飛躍誓う
女優・能年玲奈が主演する4月1日スタートのNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(月~土曜、前8・00)の新キャスト発表会見が18日、東京・渋谷の同局で行われ、俳優・松田龍平、女優の薬師丸ひろ子らが朝ドラに初出演することが発表された。松田は、アイドルを目指すヒロイン・アキ(能年)のマネジャー役。
俳優デビューとなった映画「御法度」(1999年公開)の主役に抜てきし、俳優への道を切り開いてくれた大島渚監督が15日に死去。大島監督の死後初めてマスコミの前に登場した松田は「大島監督はこの世界に呼んでくれた方。そのころは右も左も分からなかったけど、ありがとうございました。これから頑張らないといけないですね」と恩師に感謝の言葉を述べるとともに、さらなる飛躍を誓った。
能年は、松田の印象について「色で言うと、カラスのような艶(つや)のある黒。怪しいのにカッコイイのがミステリアス」と天然全開の“能年節”で魅力を力説。あまりの必死ぶりに、普段はクールな松田も「かわいくて、顔がにやけてしまいますね」と顔をほころばせていた。
なお、薬師丸はヒロインのあこがれの大女優・鈴鹿ひろ美役、古田新太がプロデューサー役で出演。アキが所属するアイドルグループ「GMT47」のリーダー役で松岡茉優が出演する。
また、作中に登場するアニメーションを、自作のパラパラマンガが話題を集めているお笑いタレント・鉄拳が担当することも合わせて発表された。