たけし 大島監督との出会いは夢のよう

 15日に肺炎のため80歳で亡くなった映画監督・大島渚さんの通夜が21日、東京・中央区の築地本願寺で営まれ、83年の「戦場のメリークリスマス」に出演した映画監督・北野武ことタレントのビートたけし(65)が弔問に訪れた。

 たけしは、自身を映画の道に導いた大島監督を「(出会いは)夢のようだった。ありがとうとしか言えない」としのんだ。

 生前には「朝まで生テレビ」などで「バカヤロー」と怒りをあらわにすることもあった大島さんらしく戒名は開放された大きな「喝」を意味する「大喝無量居士(だいかつむりょうこじ)」。祭壇に飾られた遺影は90年に自宅で倒れる前に撮影されたもの。喪主を務めた妻で女優の小山明子(77)らが選んだ。縦180センチ、横150センチの大きさで、眼光鋭く正面を向いていた。

 ひつぎには亡くなった後に家族が折った折り鶴、マフラー、遺作となった「御法度」(99年)の撮影時に着用していたハットが納められた。折り鶴には小山の「パパと一緒になれて幸せでした」という愛情たっぷりのメッセージがしたためられていた。

 弔問には女優・朝丘雪路(77)、山本富士子(81)、篠田正浩監督(81)、山田洋次監督(81)らが訪れた。

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