タカラジェンヌが物故者音楽慰霊祭

物故者音楽慰霊祭で行われた宝塚歌劇団の大合唱=宝塚大劇場(撮影・岡田育磨)
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 宝塚歌劇団専科の轟悠らタカラジェンヌが25日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で、1964年、92年の開催以来3回目となる「宝塚歌劇・物故者音楽慰霊祭‐忘れな君・我らが想い‐」に出席し、同歌劇団を支えた亡き先輩たちに感謝した。

 またこの日、来月の中日劇場公演でお披露目される、雪組の新トップコンビ、壮一帆と愛加あゆが献歌し、“プレお披露目”された。

 宝塚大劇場の大階段に、はかま姿のタカラジェンヌ275人、舞台には40人が立った。総勢315人が一糸乱れることなく「すみれの花咲く頃」ほかを合唱する姿は壮観。

 会場には、OGや舞台スタッフ、オーケストラ楽団員らのご遺族約1500人が参列。小林公一宝塚歌劇団理事長(53)が「諸先輩の御霊に感謝し、来年の100周年へ最善の努力を尽くす」と決意を語ると会場から拍手がわき起こった。

 月組トップの龍真咲らがスパンコールをちりばめた衣装で献歌するなど“宝塚らしい”慰霊祭となったが、壮と愛加が「愛の宝石」をデュエット。一足早いお披露目となった。

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