團十郎さん配役変更決定…歌舞伎座柿落
松竹は21日、3日に死去した歌舞伎俳優・市川團十郎さんに代わる4月2日開始の「歌舞伎座新開場 柿葺落大歌舞伎」の配役の変更を発表した。
四月大歌舞伎(4月2~28日)では、第二部「弁天娘女白波」の日本駄右衛門を中村吉右衛門が演じ、同一部「鶴寿千歳」は振り付け、演出を変更して上演する。
五月大歌舞伎(5月3~29日)では、第一部「三人吉三巴白浪」の和尚吉三を松本幸四郎、同三部「梶原平三誉石切」の大庭三郎景親を尾上菊五郎が演じる。
六月大歌舞伎(6月3~29日)では第二部「新古演劇十種の内土蜘」の源頼光を中村吉右衛門が。また、第三部の「助六由縁江戸桜」を「十二世市川團十郎に捧ぐ」と銘打ち、花川戸助六を息子の市川海老蔵、福山かつぎを尾上菊之助が演じることになった。