日テレ、日本プロ野球を世界に売り込む
2013年度の巨人戦72試合を北米で放送すると発表した日本テレビの大久保好男社長(62)が25日、都内の同局で定例社長会見を開き、「WBCも始まる。日本野球のファンが増えることは、プロ野球にとってよいこと」と日本プロ野球の“世界進出”に期待を寄せた。
日本テレビは公式戦巨人軍主催試合(全72試合)を、米テキサス州の放送局「ONE World Sports」を通じて北米で放送することを発表したばかり。
大久保社長は北米放送について「日本野球のファンが増えることは、プロ野球にとってよいこと」と説明。「WBCも始まる。ワールドワイドに展開したい。流していただけるところがあれば、コンテンツを提供していきたい」と積極的に巨人、日本プロ野球の“売り込み”をしていく姿勢を見せた。
ONE World Sportsでの放送は、日本での試合から1週間以内の録画放送。
【ONE World Sports】
アメリカ・テキサス州にある放送局で、ケーブル放送や衛星放送、インターネットなど、複数のプラットフォームを展開。北米において主にアジアのプロ、アマチュアスポーツのコンテンツを中心に、テレビでのライブ中継放送、ブロードバンド、およびオンデマンド・サービスを提供している。
提供しているコンテンツは、AFCチャンピオンズリーグ、Jリーグ、Kリーグ、中国スーパーリーグ、フィリピンバスケットリーグ、One Asiaツアーゴルフ、バドミントンチャンピオンシップポイントなど。