吉幾三の手術成功、不整脈疑いだった
心臓疾患で都内病院に入院していた歌手の吉幾三(60)が25日、心臓手術を受け、無事に成功したことを所属事務所が発表した。これまで明らかにされていなかった疾患は「不整脈の疑い」で、事務所の発表によれば、手術は「30分程度で無事に終了した」という。
吉は今年に入ってから疲れが取れづらく、今月20日に検査を受けたところ「不整脈の疑いがあり、早期の治療が必要」と診断を受け、23日に入院。25日、手術を受けた。
術後経過は順調というが、しばらく療養し、3月3日の岐阜県内で行われるイベント出演で仕事復帰する予定。27日に東京・亀有リリオで行われる予定だった「第95回東京演歌ライブ」は、6月26日に延期される。
吉は、結腸憩室炎や肺に水がたまるなど、これまでに何度も大病を患いながらも克服してきた。1973年に山岡英二の芸名でデビュー。これまで「俺ら東京さ行ぐだ」「雪國」「酒よ」などのヒットを飛ばし、昨年の40周年には、米サンフランシスコに後援会を発足。「世界に日本の音楽を配信して行きたい」と意気込んでいた。