橋下市長ツイッター再開「もめ事見せる」
日本維新の会共同代表の橋下徹市長が1日、2月16日のツイッターのアカウント乗っ取り被害以来、初めて自身のツイッターを再開した。この日早朝に「僕の大人げない一連の行動が色々と報じられています」と2月28日に、維新国会議員団の一部からの「(国政案件に)口を出すな」との発言に対し、代表辞任をチラつかせて大暴れした一件を自ら“解説”した。
「これから朝のワイドショーで僕の大人げない態度振る舞いが取り上げられそうだったのであわててツイートしました」という橋下氏は、一気に24件の連続ツイート。「日本維新の会の国会議員団とのちょっとしたもめ事ですが、もう全て解決しました」「国会議員は、こういうことは表にしないでとも思っているようですが、それは無理。僕は毎日質問を受けるし、事前に連絡するとか面倒くさい。オープンにしてごたごたも含めて全て有権者に見てもらうのが一番。そして最後はきちんとまとまります」と説明した。
また「僕がブチンと来たのは、『口を出すな』と言われたこと」ともツイート。橋下氏が日銀総裁人事について示した独自案に対し、小沢鋭仁国対委員長が「現実的ではない」としたことには「維新の会の議論が活性化することで良いこと」「小沢議員が僕に反対したことが(騒動の)原因だとされると、僕がケツの穴のちっちゃな男に見られてしまう」と、あくまでブチ切れたのは別議員の“口出し無用”発言だったことを強調した。
ヘビー級のツイッターユーザーである橋下氏だが、2月7日以降はピタリとツイートが止まり、同16日にはアカウントが乗っ取られ、何者かによって意味不明のメッセージが発信される騒動があった。橋下氏はこれまで会見で、ツイッターを中断している理由について「やることが多すぎて。飽きたわけじゃない」と説明。ツイッターで新聞各紙の社説などに反論するのが“得意技”で「腹が立ってる新聞記事がファイルにたまっている。またそろそろ始めますよ」と予告していた。