大塚範一キャスター、白血病を再発
フジテレビで4月から始まる情報新番組「アゲるテレビ」で本格復帰予定だった大塚範一キャスター(64)が16日、定期検査の結果「急性リンパ性白血病」の再発が判明、治療に専念することになった。同番組出演も当面の間、見合わせる。
大塚キャスターは2011年11月に急性リンパ性白血病を発病。メインキャスターを務めていた同局系情報番組「めざましテレビ」を休養、12年3月に降板した。10月に都内の病院を退院し、24日に同番組に出演したが、その中で闘病生活を振り返って、「退院の明かりが見えた時に感染症とかを併発して本来の次の治療に移れなかった。体の抵抗力が落ちているので普段なら感染しないような病原菌に苦しんだ。そのころが一番厳しい時期だった」と話した。しかし「弱音を吐いてもしようがない。少しでも前向きなことを言って自分を奮い立たせた。そういう気持ちが必要だった」と持ち前の強い精神力で立ち向かったことを語っていた。
2月4日にも「めざまし-」に出演し、4月からの新番組での待望の本格復帰への意気込みを見せていた矢先、14日に再発が判明。来週早々に入院することになった。
フジテレビは「一刻も早いご回復をお祈りしています」とコメントした。