寺島しのぶ 素顔で醜く整形した女演じ
女優の寺島しのぶ(40)が19日、都内で行われたWOWOWの主演ドラマ「連続ドラマW ソドムの林檎~ロトを殺した娘たち」(23日スタート、土曜、後10・00)の制作発表に出席した。
結婚詐欺不審死事件を中心に、美にまつわる、女性の心の闇を描く作品。寺島は自身の美しい外見を憎み、顔を醜く整形した事件の被告人女性を特殊メークなしの素の顔で演じた。
寺島は「何の細工もせずにやってます。こういう役を引き受ける女優さんは、そんなにいないんじゃないかと思います」と“愚痴”をこぼしつつあいさつ。4度目のタッグとなる廣木隆一監督(59)に向けて「私のブサイクな顔をよく知っていると思うので、ブサイクな顔がいっぱい映っていると思います」と恨み節だった。
また、事件を追うスポーツ紙記者役を演じた溝端淳平(23)は、女性特有の心の闇を見せつけた寺島の迫真の演技を「目を覆いたくなる。世の女性が皆こんなだったら、おれはもう恋愛したくない…」と震え上がりながら、“絶賛”していた。