玉袋筋太郎、27年目の歌手デビュー

紅白のちょうちんを手に“紅白ジャック”をブチ上げた玉袋筋太郎=東京・赤羽の「ミュージックショップ美声堂」
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 漫才コンビ・浅草キッドの玉袋筋太郎が20日、歌手デビューを果たし、都内の商店街でデビュー曲『酔街エレジー』を熱唱した。

 当世流行(はや)りのCDショップでのインストアライブではなく、カセットテープも健在なレコード屋店頭で手売りする「ザ・ドブ板キャンペーン」。高校卒業後、ビートたけしに弟子入りして芸歴27年、「哀愁と加齢臭漂う46歳の新人歌手」としてスタートを切った。

 自他ともに認める「芸能界一のスナック通」。スナックを題材とした番組や著作をライフワークとしている。

 デビュー曲発売のこの日、昭和の香り漂う東京・赤羽と東十条のレコード店に立ち、酒焼けした渋いノドを披露した玉袋。「ボイストレーニングはカラオケスナック。最近、染み入る歌がないとお嘆きの貴兄に聴いていただきたい。赤羽の煮込みと同様、歌えば歌うほど味が染みる。くたびれた大人への応援歌」と人生の機微を表現した。

 「ネット社会って言われてるけど、人との触れ合いが芸能の根本。俺のSNSはスナック・ネット・サービス。手弁当で全国を回ります」と、地道に泥臭くキャンペーンを続けていく構えだ。

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