格闘家、ボブ・サップ(38)が２日、大阪・千日前のなんばグランド花月で「Ｒ‐１グランプリ２０１３」王者のお笑いタレント、三浦マイルド(35)と共演し、初コントに挑戦した。

　サップは「吉本興業創業１００周年」公演の１コーナーに出演。いじめられっ子役の三浦が神様に強くなりたいと願ったところボブ・サップに変身。サップがいじめっ子をやっつけるという役どころを、おもしろおかしく演じた。

　終演後、サップは三浦のギャグ「マイルド・フラッシュ！」をそろって披露。舞台について「初めてのコントですごく緊張した。日本のコメディアンを前にいいところを見せたくて台本を読んでいっぱい練習しました」と“野獣”らしからぬまじめな一面を披露。三浦は「サップさんは初めてとは思えないほど間が良く、一流のコメディアンだと言っていいと思います」と“Ｒ‐１”王者として合格点を付けた。

　三浦はまた、髪の量がさらに減ったようで「如実に減ってます。シャンプーでケアしてます」と訴えた。すると、サップは「髪の毛があるだけでもすごいうらやましい。髪の毛が残っているのだから」と三浦に嫉妬（しっと）心。三浦は「こんなこと言われたの初めて」と驚きながらも喜んでいた。

　また、サップは先月22日に発売した自著「野獣の怒り」をＰＲ。野獣といわれたサップが日本格闘技界の裏側を明かしている。