長谷川豊元アナ フジ痛烈批判も
元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が5日、自身のブログで、伝えられてきた「不正流用」疑惑に「やってない」と反論した。同氏は同局を1日付で退社している。
長谷川氏は昨年6月、ニューヨーク支局に勤務当時、業務規定違反を理由に降職(降格)処分に。フジ側は「ニューヨーク滞在費用の不正使用があった」と説明した。処分により、編成制作局編成情報センター著作権契約部に配属されたが、今月1日に一身上の都合で退社した。
長谷川氏は、5日に更新したブログで、「僕は『伝える』ためにフジテレビを辞めたのです。『やっていないこと』を『やってない』ただ言うためだけに」とフジ側の主張に反論。「僕を『横領犯だ』と見る人は少なくなることはなく、子供たちもこれからつらい思いをすることもあるでしょう」と覚悟の上での“告発”を宣言した。
ブログでは、2010年夏にニューヨーク支局勤務になった経緯について説明。ニューヨーク駐在だった佐野瑞樹アナの新番組が同年10月から決まったことで、ある後輩アナが、後任として浮上。家庭の事情で転勤は難しいことを知っていた長谷川氏が、この後輩アナの代わりにニューヨークに転勤したという。
長谷川氏はまた、後輩アナが上司から「お前はアナとしての才能がないんだからニューヨーク行きというチャンスを与えてやってるんだ!」「断れば、会社の中での今後の立場もどうなるか分かったもんじゃないぞ、それを理解しとけよ!」などと命じられたことも“暴露”。痛烈なフジ批判の言葉とともに“裏側”を明かしている。
ブログは“次回に続く”形で、説明の途中で終わっている。