2013.04.07

笑福亭松喬　がんと闘いながら高座

拡大

　肝臓がんと闘病しながら落語活動を続けている笑福亭松喬(62)が７日、大阪市内で落語会「松喬十六夜　第三夜」を開いた。

　昨年４月に患部が手術できない状態であることを明かした後も、入退院を繰り返しながら高座にあがっている松喬は「体にプレッシャーをかけておいたほうが調子がいいんです」と語り、はりのある声で演目「寄合酒」「貧乏花見」を披露した。「松喬十六夜」は、季節ごとに１回、４年がかりで独演会を計16回開くもので、昨秋にスタートした。