お笑いコンビ「オセロ」の松嶋尚美（４１）が１１日、自身の公式ブログで解散を発表した。松嶋はこの日午後、相方の中島知子（４１）と約２年ぶりに会い、話し合いの末に解散を決めたことを明かした。ブログには同日撮影された、オセロとしての最後のツーショットもアップされた。

　中島との話し合いを終えた松嶋は、夫でロックバンドボーカルのヒサダトシヒロと、長男・珠丸（じゅまる、１歳）君とともに帰宅。「今日は中島さんとどんな話をされたんですか？」などと質問が飛んだが、報道陣に向かい何度もお辞儀をしながら無言を貫いた。

　松嶋に代わり取材に対応した個人事務所のマネージャーによると、この日の対面は人を介して実現した。中島には松竹芸能のマネージャーが同行していたが、話し合いは午後１時から２人きりで行ったという。松嶋は、午後２時２２分には「２人で出した結論です。今、解散します！！」と、２０年組んでいたコンビの解散を発表した。

　中島の休養後も、松嶋は「コンビを続けたい」とことあるごとに訴えてきたが、中島は３月２８日に収録されたテレビのインタビューで「彼女は彼女で頑張ってほしい」と、解散の意思を明確にしていた。

　松嶋は１１日、ブログで「今、２年ぶりに相方みっちょん（※松嶋による中島の呼び方）に会いました。１時過ぎから会って、色んな話をしました。わだかまりも、休んでた間の出来事も…結構話した！！そして、２人で出した結論です。今、解散します！！」と発表した。

　また、「コンビ最後のツーショット（ハートマーク）」として、中島と顔を寄せ合った写真を掲載。白い歯を見せて笑う松嶋の目は涙で潤んでいるようにも見え、中島の笑顔はいささかぎこちないようにも見える。

　松竹芸能は６日、中島とのマネジメント契約を解除。オセロについては「（松嶋と中島との）話し合いになる」と話していた。松嶋は０７年に松竹芸能から独立しているが、コンビとしての仕事は引き続き松竹芸能の所属として行っていた。

　オセロは１９９３年結成。同期にはますだおかだがいる。