大沢たかお「人間のクズは守らない」
俳優・大沢たかお(45)と藤原竜也(30)が16日、大阪市内で行われた出演映画「藁の楯 わらのたて」(26日公開)の試写会で舞台あいさつに登場した。
懸賞金10億円が懸けられた、“人間のクズ”と呼ばれる凶悪犯役の藤原は「愛着がわいたというとおかしいですが、僕としてはやっていて楽しめた」とかなり役柄を気に入って演じられた様子。
その凶悪犯を警護する主人公のSP役の大沢が、現実社会でも“クズ”を守れるかとの質問に「人間のクズは守らないですね」ときっぱり返すと、藤原が「えっ!?」と傷ついたしぐさをみせ、場内の笑いを誘っていた。
同作の撮影は昨夏に行われ、台湾ロケでは現地で新幹線を1車輌借り切っての撮影が行われたという。大沢によると、三池崇史監督が新幹線の動きにもNGを出すこだわりをみせ「日本ではありえないですが、新幹線もやりなおしでバックさせられてました」と明かしていた。