デーモン閣下、早大生に悪魔の勧誘

相撲大会の審判長を務めたデーモン閣下(写真中央)=東京・早稲田大学東伏見キャンパス
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 好角家として知られるアーティストのデーモン閣下が21日、母校である東京・早稲田大を訪ね、存続の危機にひんしている相撲部のため新入生らに入部を勧める“悪魔の勧誘”を実行した。

 2017年に創部100周年を迎える同相撲部は全国大会で優勝経験もある名門。ところが、現在の部員は昨年から1人増の4人で、団体戦は他部の“助っ人”に頼る状態が続いている。

 昨年から同相撲部の特別参与に就任した閣下はこの日、東伏見キャンパスで行われた相撲部外の学生を対象にした相撲大会「第3回 早稲田杯」を視察。参加学生や観戦に訪れた女学生を相手に、「興味があればやって欲しい。女子マネジャーも来年いなくなるので入ってもらいたい」と“悪魔のささやき”で部員増を狙っていた。

 大会は10人の学生がトーナメント方式で対戦。審判長を務めた閣下は終了後には学生らとちゃんこ鍋をほおばり交流も。閣下は「急に部員が増えると思わないが、(相撲)同好会もできた。すそ野は広がっている」と復権に期待を寄せていた。

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