歌手・五木ひろし(65)がホストを務める「第25回美浜・五木ひろしマラソン」が21日、故郷の福井県美浜町で行われた。

　四半世紀の節目の大会には親交がある歌手・吉幾三(60)、タレント・西川きよし(66)、間寛平(63)が応援に駆けつけ、開会式から４人が次々に爆笑節であいさつする“４人漫才”で盛り上げた。

　今年２月に心臓手術を受けた吉も「おはようございまちゅ～」とにぎやかに登場。当初はマラソンに出場予定だったが、今回は断念。だが、あいさつでは寛平とコンビでマイクの前に立ち、最前列に化粧バッチリで陣取ったマダム陣を指して吉が「師匠、あのオバちゃんたちは？」と振ると、寛平が「走る気なんか全然あらへん。五木さんの（ミニライブの）歌聞きにきただけやで」とイジり、会場は笑いで包まれた。現在は毎日、ウォーキングに努めているという吉は「来年はここで走りたい」と宣言した。

　大会後は五木が寛平とミニライブを行い、五木が寛平のギャグ「アヘ～」をまねる一幕も。「故郷はありがたいものですね」と感謝しながら24日発売の「博多ア・ラ・モード」など５曲を熱唱した。