五木ひろしマラソン全国から4800人
歌手・五木ひろし(65)がホストを務める「第25回美浜・五木ひろしマラソン」が21日、故郷の福井県美浜町で行われた。89年の第1回大会から四半世紀の節目の大会には親交がある歌手・吉幾三(60)、タレント・西川きよし(66)、間寛平(63)が応援に駆けつけた。
人口1万300人の町で、今年も全国から約4800人のランナーが参加。開会式で五木は「平成元年(89年)に結婚したのを機に、故郷と一緒になにかできないかと始めた大会です。ふるさとへの想いは、いつまでたっても変わりません」。かつて長男が誕生した際には、長男を抱いてマラソンを走ったことを振り返りながら「今後も元気な限り続けて、まずは30回を目指したいです」とあいさつした。
今回までの参加ランナーの総計は約10万人となった。
五木、吉、西川、寛平の4人が各部門別レースのスターターを務め、寛平はゲストランナーとして男子5キロ部門に出走した。
「友情で集まってくれた。ありがたいです。きよしさんなんて昨夜に前触れもなく突然、来てくれたんですよ」と感謝した五木。来年は五木がデビュー50周年を迎え、同町が誕生して60年を迎える。これに西川が「50と60を足して110キロマラソンはどうです」とふると、寛平は「やれ言われたら走りますよ」とやる気満々だった。
マラソン大会後は、五木の開いたミニライブに寛平も参加。五木が寛平のギャグ「アヘ~」をまねたり、寛平から鼻歌のコツを伝授される一幕も。場内を笑いで包みながら、ヒット曲「夜明けのブルース」や、24日発売の「博多ア・ラ・モード」など5曲を熱唱した。