ウォルター・ヒル監督 初来日で怪気炎

シルベスター・スタローンのポスターをバックに初来日会見を行ったウォルター・ヒル監督=東京・千代田区のザ・ペニンシュラ東京
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 米映画「48時間」(1982年)、「ストリート・オブ・ファイアー」(84年)などで知られるウォルター・ヒル監督(71)が22日、都内で約10年ぶりとなる監督作品「バレット」(6月1日公開)の会見に出席した。71歳で初来日したヒル監督は故黒澤明監督への思いを明かした。

 映画監督を志していた若いころから黒澤監督を尊敬していたというヒル監督。黒澤監督の名作「用心棒」をリメークした「ラストマン・スタンディング」(86年)のメガホンをとった際には、黒澤監督から直筆サインの入った写真と激励の手紙をもらったそうで「今でもデスクに飾ってあるんだよ」とうれしそうに語った。

 映画は長年の友人だった俳優シルベスター・スタローン(66)と初めて組んだ作品。相棒を殺された殺し屋(スタローン)が正義感あふれる刑事(サン・カン)と不本意ながらタッグを組み、敵を追いつめるストーリーだ。「デッドロック」(12年)の撮影以来、約10年ぶりの“現場復帰”となるが「少し疲れて休んでいたけど、今は仕事にポジティブだよ」と前向きだった。

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