指原莉乃がHKT劇場支配人兼任に

HKT48劇場の支配人を命じられ松井玲奈(右)に慰められる指原莉乃=日本武道館(撮影・北野将市)
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 アイドルグループ・AKB48と姉妹グループ・SKE48、NMB48、HKT48が出演する4日間にわたるコンサート「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」が28日、東京・日本武道館で最終日を迎えた。“春の人事異動”も発令され、HKTの指原莉乃(20)が、メンバーでいながらHKT48劇場の劇場支配人を兼任することが発表された。同劇場の支配人は2人体制になる。

 アンコールでのサプライズ発表に指原は、ぽかんとした表情でふにゃふにゃとステージに座りこんだ。現役メンバーで支配人兼任という前代未聞の人事。驚きの声が会場を包む中、指原には「支配人!支配人!」とメンバーから明るい激励の声が飛んでいた。

 ほかに、JKT48に移籍していた高城亜樹(21)、SNH48に移籍していた宮澤佐江(22)がAKBを兼任。AKBとSKEを兼任していた北原里英(21)、AKBとNMBを兼任していた横山由依(20)が兼任を解かれ、AKB専任となった。

 サプライズはもう一つ。AKBは夏に女性グループ初となる5大ドームツアーを行うことが発表された。

 7月20日のヤフオクドームからスタートし、8月25日の東京ドームまで計11公演を行う。AKBは昨年8月、悲願だった東京ドーム公演を果たしたばかり。東京ドームでは昨年の3日間連続を上回る4日連続公演となる。

 突然の発表に、総監督の高橋みなみは、号泣。「いや~重いなあ…」とつぶやいた後、「めちゃめちゃうれしいですね。本当にうれしいです」と涙。昨年8月の東京ドーム公演後に前田敦子が卒業。「次、私、何に向かって歩んでいけばいいんだろうと悩んでいました。目標がなくて、ゴールが見えなくて苦しい時があった」と東京ドームという目標を達成し、前田も卒業したことで、目標を失い、苦悩していたことを告白。新しい目標ができたことを「うれしい」と素直に喜んだ。

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