橋下市長、参院選への出馬を完全否定

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)が9日、「僕が国会議員になってもクソの役にも立ちません。何にも仕事できません」と述べ、党内から起こっている今夏の参院選への出馬要請を拒む姿勢を示した。大阪市役所で開いた定例会見で、記者団の質問に答えた。

 昨年12月の衆院選以降、橋下氏は「市長と(参院議員が)兼職できる制度になれば」との条件付きで出馬に前向きな発言をし、参議院改革の必要性などを訴えたこともあった。

 ただこの日は、「僕が出たところで、それで国民の皆さんが動くということはないと思いますね」と、維新の話題作り的な出馬に難色を示し、「僕が国会議員になったって、税金の無駄使いですよ。もうずっと議員宿舎に閉じこもったままで、近くのラーメン屋かそば屋台に毎日行って、あとは誰とも会わずにずっと閉じこもったまま。そんなことで議員報酬をもらったら失礼ですよ」と、次々と橋下節を繰り出していた。

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