野田秀樹、代役りえの英断に「感謝」

 天海祐希が8日、心筋梗塞により降板し、宮沢りえが代役を務めることが発表された舞台「おのれナポレオン」(12日まで、東京芸術劇場)が9日、同日夜としていた公演再開を取りやめ、10日夜公演からの上演再開を発表した。宮沢に代役を要請した主演の野田秀樹が9日夜、マスコミ各社にファクスでコメントを発表。重圧のかかる代役を引き受けてくれた宮沢の「男らしさに感謝します」とつづった。

 野田は宮沢とはこれまで舞台で共演するなど、公私ともに親しく、信頼関係も厚い。公演中の舞台、人気女優の代役という負担と重責、重圧にもかかわらず、引き受けてくれた宮沢に対し、「宮沢りえさんの、わずか二日間での稽古で舞台に立つことを英断してくれた男らしさに感謝します」と感謝。「おかげで上演できることになった残り4ステージに魂を込めて演じさせていただきます」とコメントした。

 作・演出を手掛ける三谷幸喜は「僕に出来ることは何だろうか、と考えました」との書き出しで、「天海さんと、必ずまた舞台をやること。宮沢さんに、今回のお礼に芝居を書くこと。ご迷惑を掛けたお客さまに喜んで頂ける作品にすること」と天海と宮沢とは再び“共演”することを約束。最後に、「心筋梗塞にならないこと。それくらいしか思いつきません」と追記した。

 野田はまた、天海に対し「天海祐希さんには、まだまだこれから長い役者人生がありますので、何卒みなさまご理解下さいませ」と復帰を待ちわびるファンに呼びかけた。

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