歌手の氷川きよし(35)が15日、座長を務める「氷川きよし特別公演」(東京・明治座、6月2~30日)の製作発表会見を都内で行った。
第一部の「銭形平次~きよしの平次 立志編」は、11年に行った「‐青春編」の続編。昨年5月に事故で急逝した所属事務所会長の長良じゅん氏による企画だけに、氷川は「会長は自分の心の中で永遠に生きている。どういう風に演じたら喜んでもらえるかなと考えていきたい」と2年分の成長を誓った。
前回の公演は東日本大震災直後だった。氷川は「あのときはお客さんに少しでも元気な気持ちになってほしかった」と振り返り「今回は『命の大切さ』を伝えたい」と決意を新たにした。