高橋昌也、肺炎で黒柳徹子との舞台降板

肺炎で舞台を降板した高橋昌也
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 ベテラン俳優・高橋昌也(83)が肺炎のため、29日に開幕する舞台「ステラとジョーイ」(ル・テアトル銀座)を降板することが17日、発表された。同作は5月いっぱいで閉館する「ル テアトル銀座」の最終公演として注目を集めていた黒柳徹子との二人芝居。関係者によると、高橋は4月中旬に入院。きょう17日に退院し、自宅療養に入ったという。代役は大森博史が務める。

 1970年代後半から演出家としての活動に力を入れていた高橋だが、2000年に俳優活動を再開。04年映画「透光の樹」で日本映画批評家大賞助演男優賞を受賞した。私生活では、93年に末期食道癌をわずらい食道を全摘出。奇跡的な快方をみせ、現在に至る。99年に再婚した38歳年下の妻とヨークシャテリアと暮らしており、自身のブログには愛犬とのツーショットも掲載されている。近年は画家としても活動している。

 ル テアトル銀座は、87年に「銀座セゾン劇場」の名称で開場。黒柳は、89年の「レティスとラベッジ」から24年間にわたり、「海外コメディ・シリーズ」と題した数々の舞台で主演を務め、高橋は同シリーズの演出を務めてきた。

 高橋とは55年に及ぶ長き付き合いで、今作で共演予定だった黒柳は「私と高橋昌也さんは約55年のお付き合いになります。高橋さんは、私たちの俳優同志としての長い交流が、そのまま盛り込まれいるような良い台本だと、意気込んでいらっしゃたので、残念ですが早くご健康を取りもどされるよう、ゆっくり静養なさっていただきたいです」とコメントを発表した。

 「ステラ‐」は「マイ・フェア・レディ」のもととなった戯曲「ピグマリオン」の劇作家ジョージ・バーナード・ショーと、イギリスの舞台女優ミセス・パトリック・キャンベルの往復書簡をもとにした二人芝居。

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