橋下市長、猪木氏は維新の「指導役」
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)は5日、大阪市役所内で行われた定例会見後、日本維新の会から参院選比例代表で出馬を表明したアントニオ猪木氏(70)に対して、「指導役として期待している」と述べた。
橋下氏は、猪木氏を「政治経験、知名度、さまざまな人生経験がある」と高い評価を付けた。さらに「維新の会は若い政党なので、経験に基づいた色んなアドバイスをメンバーにしてもらいたい」と述べた。また、「維新の会もこういう状況。がんばらないといけないので名乗りを上げてらった」と党の支持率回復につなげる狙いもあることを明かした。
猪木氏は89年に参議院議員に初当選した際、「国会に卍(まんじ)固め、消費税に延髄斬(ぎ)り」というキャッチコピーでも話題となった。「今回のキャッチコピーは?」との質問には、「僕の役割じゃない。選挙対策本部が考えること」と述べるにとどまった。