若山、仁美が初証言 DV離婚→復縁
DV離婚から一転復縁した俳優・若山騎一郎と女優・仁美凌が11日放送のフジ系「ノンストップ!」に出演、「DVの修羅場から復縁まで」を初めて打ち明けた。
一緒にスタジオに登場した2人、まず若山が「今日はDV離婚から復縁までの真相をすべて、とまではいかないけどお話します」と語り始めた。
若山は俳優・若山富三郎さんの長男、仁美は俳優・上原謙さんを父、元タレントの大林雅美さんを母に持つ二世カップルで、7年の交際を経て昨年5月に結婚した。同10月にスピード離婚したものの、今年に入って連絡を取り合うようになり復縁した。
MCの設楽統が「もうDVはなくなったんですか?」と確認、若山は「今はサンドバック状態です」。よく分からないこのセリフに設楽が「もうなくなったんですね」と改めて念を押した。
2人の話を元に作成した再現ビデオが流され、その中ではDVが交際を始めた1年後にはもう始まっていたことが明かされた。
ただし、ビデオではそのきっかけが仁美の朝寝坊とされたが「そうじゃなくて仕事の話でした」と仁美。「最初は蹴ったんですが、その時はこれがDVとは思っていなかった」と若山も記憶をたどる。
以来始まった暴力の毎日‐というのが再現ビデオの内容だが、2人は「DVは10回ほど。ビデオで見ると毎日やってたようだけど」と声を揃えた。
しかし、破局は訪れた。若山が暴力を振るった際、仁美が反撃して投げたハサミが若山の太ももに刺さった。怒ってなおも暴力を振るおうとする若山に対して、仁美は「もういや。でもあんたと別れる前にやり残したことがある。あんたを生かしておくと世の中のためにならない」と包丁を持ち出して投げると、床に突き刺さった。若山は仁美を床にたたきつけ、仁美はその際、めまいがするほどの衝撃を受けたという。
離婚届を出して約1カ月後、仁美は若山が反省していないようだからと警察に被害届を提出、DV離婚であったことが明らかになった。
しかし、芸能活動をやめた仁美は「(若山のことを)忘れるために」昼は貿易会社でOLとして働き、夜は飲食店に勤める毎日に。寝る前にワイン2本を飲むのが習慣になって、4カ月で10キロ太ってしまった。
寂しさに耐えかねた仁美がある夜。電話を入れると、若山は飛ぶようにやって来た。そして復縁‐。
入籍は「祝福されるべき人にされたいなと待っていたんですが、もう待ちません。近く入れるつもりです」と若山は生放送の番組の中で再入籍を約束した。