踏切事故ふっくん「1秒差」で助かった

 12日夜、タクシーに乗っていて踏切事故に遭った元シブがき隊のふっくんこと布川敏和さんが13日朝、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」の取材に答え、危機一髪であった状況などを語った。

 事故は午後11時前、東急多摩川線の下丸子駅近くの踏切で起こった。50代のタクシー運転手が遮断機が下りているのに気付かず踏切に侵入してしまい、折から通過した電車の側面に衝突したもの。乗客の布川さんと、同乗していた知人女性2人が首などに軽いけがをした。

 布川さんは「衝撃はかなりやばかったですね。3両編成の電車だったらしくて、一番後ろの車両に突っ込んで行っちゃって」とその瞬間を振り返った。電車の乗客が「最初は雷かと思った」ほどのごう音だから、衝突した車に乗っていた者からはもっとすごかったはずだ。

 ぶつかったのが電車の側面だったからまだしも「あと1秒でも早く突っ込んでたら真横から電車がどーんと来て、かなりやばい状況だった」と一夜明けた今だからこそ冷静に分析できる。

 「友達とか、踏切の反対側で停まっていた車の人たちが『もう死んだかと思った』ということで、現場はかなり大騒ぎになりました」

 まさに九死に一生、「1秒の差」がふっくんを助けてくれたようだ。

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