東国原氏、弟弟子・水道橋をフォロー
タレント・水道橋博士(50)が、15日のテレビ大阪「たかじんNOマネー」(土曜、午後1・00)の生放送中に、橋下徹大阪市長(43)の発言にブチ切れてレギュラー降板を宣言して退席した件で、東国原英夫衆院議員(55)が16日、自身のツイッターで“仲裁フォロー”した。
東国原氏は橋下氏が共同代表を務める日本維新の会所属で、タレント時代はビートたけしに師事し水道橋の“兄弟子”にあたる。
水道橋が橋下氏の「小金稼ぎのコメンテーター」との挑発発言にキレた件にひっかけ、東国原氏は16日、「昨日も大阪往復、今日も大阪往復。風邪の中、とんぼ返りの毎日。小金も出ない(笑)」とツイート。まずは選挙の応援演説などで多忙な日々をボヤいてみせた。
途中退席騒動から一夜明け、ネット上などで水道橋の退席に批判が集まっていることに配慮してか「小野(水道橋博士)も話題になるポイントを心得ている」「何とか番組を盛り上げようと言う戦略やプロ根性は中々である」と芸人としての“パフォーマンス”精神との前提でフォロー。
そのうえで「コメンテーターが1回幾ら貰っているか、全て番組で公開して、小金かどうか検証すべきだな」とブラックユーモアを込めて記した。
また橋下氏の発言に関しては「『小金稼ぎのコメンテーター』という表現より、『小金の価値しかない、100円くらいのコメントしか言えない無能…』とか『大金を貰っているのに、それくらいのことしか言えない輩』とか言う表現の方が的を射ているかもね」と指摘した。
最後に「論点がずれてるって?わざと論点をずらしていることすらも分からないのかな?」とも記し、水道橋の退場問題自体に関しては、論争の発端となった従軍慰安婦問題と切り離し、バラエティー番組の枠内で解決することを望んでいるもようだ。