水道橋、降板騒動は「パロディー」
お笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士(50)が16日午後6時から、ニッポン放送「青山繁晴・水道橋博士のニッポンを考えナイト」に生出演し、レギュラーを務めるテレビ番組の生放送中に、日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長(43)の「小金稼ぎのコメンテーター」発言に激怒し、降板を宣言して途中退席した騒動についてコメントした。
水道橋は、自らの退席劇は橋下氏が過去にTBS系「サンデー・ジャポン」放送中に降板宣言をし、途中退席したことを「パロディーで再現した」と告白。橋下氏がタレント弁護士時代の出来事で、「小金稼ぎのコメンテーター」呼ばわりされたことに、「とはいえあなたもコメンテーターでしたよ。(降板宣言は)あなたがやったこと。過去を振り返ってくださいという意味」と補足説明した。
加えて「(パロディーが)ウケたか、という意味では、市長以外には…」と、あくまで芸人としてパロッた行動で、結果的に意図した笑いではなく、降板騒動に発展してしまった事を“反省”。この日のラジオでは、大騒動となったことに対し、事態収拾に努めているようでもあった。
また、ネット上で番組降板が当初から決まっていたとうわさされていることについては「間違ってます。(降板は)決まっていなかった」と否定した。
同番組は15日はたまたま生放送だったが、普段は収録で、15日の番組後には22日放送分の番組収録が控えていた。水道橋は22日放送分のアンケートにも答えていたことを明かし、出来レースではなかったことの“証明”になるとの説明だった。