読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」（日曜、後１０・３０）が今月で放送２０周年を迎え、スタート時から出演している笑福亭仁鶴が「長いようで短いような２０年」と、しみじみと振り返った。２０周年スペシャル番組を３０日、同局で初の試みとなる３部制で放送する。

　このほど会見した仁鶴は「コントで情報を紹介する、新しいことに挑戦した番組」と紹介。「最初は苦労した」と話すが、「今ではお茶の間にご好評いただいて、これからも今まで通りやっていく」と自信を見せた。長寿番組となった秘訣（ひけつ）を問われ、「どこよりも新しい情報をキャッチして届ける、スタッフの仕事の質が劣化してこないこと」と分析し、スタッフを賞賛していた。

　また、「そのまんま東」時代の95年から97年、同番組にレギュラー出演していた縁で、東国原英夫衆議院議員が出演。06年に離婚した女優・かとうかず子に「今でもかとうかず子好きやねん！」と絶叫した。

　同番組は、９３年６月６日初放送。日曜の夜をコメディなどを見てのんびり過ごして、学校や仕事が始まる月曜を迎えて欲しいとのコンセプトでスタートした。

　３０日は１部が午後12・35、２部が午後４・25、３部が午後10・30から放送。