中国・上海を拠点とするＳＮＨ４８とＡＫＢ４８チームを兼任する宮澤佐江が２４日付けで、ＡＫＢ４８（チームＫ）の兼任を解かれることが同日、公式ホームページで発表された。宮澤は今年４月の日本武道館公演で、ＡＫＢとの兼任が発表されたが、今月８日のＡＫＢ４８のシングル選抜総選挙で、「ＳＮＨ一本に力を入れていきたい」と兼任解除を自ら宣言していた。

　総選挙では、昨年の１１位から１つランクを上げ、１０位に入った宮澤は、スピーチで「ＳＮＨ一本に力を入れていきたい。（ＳＮＨに）まだ進化は見られませんが、私が進化させます」と宣言。ファンを驚かせていた。

　ＨＰでは２４日、「本人と協議した結果、２４日付けでＡＫＢ４８チームＫ兼任を解除することになりました」と正式発表した。

　宮澤は、ＨＰでの発表を受け、「こんにちは、你好。」のタイトルでブログを更新。「発表がありました通り、私は本日６／２４付けでＡＫＢ４８との兼任が解除されました。今後、ＡＫＢ４８の活動にＳＮＨ４８の宮澤佐江として参加させて頂く機会があれば、その時は、思いっきり“自分”を出していきたいです。ＮＯ　ＭＩＹＡＺＡＷＡ　ＮＯ　ＳＥＮＢＡＴＳＵ！という心意気は変わっていません。」とまっすぐな気持ちをつづった。

　宮澤は昨年１１月にＳＮＨへ電撃移籍。ＳＮＨは今年１月にデビューイベントを行ったが、中国から、ビザがおりずにステージには立てなかった。いまだに芸能活動ができるビザは発給されず、ＳＮＨ公演での出演経験はない。

　宮澤は８日の総選挙で「いつになったら彼女たちと一緒にステージに立てるのか分からないけれど、彼女たちと一緒に頑張りたい。私が進化させます」と決意を語っている。