演出家のテリー伊藤が２６日、レギュラー出演する日本テレビ系「スッキリ！！」に出演。人気タレントのローラの父親が海外療養費をだましとったとして、警視庁組織犯罪対策１課が詐欺の疑いで逮捕状を取り、国際刑事警察機構（ＩＣＰＯ）を通じて国際手配したことについて、「警察はローラの名前、出す必要があったのかな」などと言及した。

　同番組は、冒頭から、ローラの父親であるバングラデシュ国籍のジュリップ・エイエスアイ・アル容疑者の国際手配について約２５分にわたり、報じた。

　テリーはコーナーの最後で、「ローラの名前を出す必要があったのかなと思いますよ。というのは、ローラって何一つプラスにならないことですよ。それをどーして警察が発表してるのかな。彼女、仕事なくなる可能性ありますよ」などと、ローラを“擁護”した。

　昨年１２月にニホンモニターが発表した「２０１２タレントＣＭ起用者数ランキング」によると、ローラのＣＭ出演数は１２社。現在も「桃の天然水」（ＪＴ）、エステティックＴＢＣなど大手企業のＣＭに多数出演している。スポンサーはイメージを大切にするだけに、今回の父親の事件でのイメージダウンは避けられそうにない。

　また、フジテレビ系「笑っていいとも！」の火曜レギュラーとしてローラとともに出演する「さまぁ～ず」の三村マサカズは、自身のツイッターで、ファンからの「おい三村！ローラ頼むぞ！」というコメントに「任せろ！大丈夫だよ。ばたばたしなくても」とツイートしたところ、「でた　芸能人同士の守りあい」などと“批判”ツイートが届いたことに対し、２６日、「でも今回のケースは違うでしょ。子供の不祥事は親の責任もあるけど、親の不祥事を子供が背負うのはきつすぎると思います」と持論を展開し、反論した。