山本太郎出陣 円形脱毛は4cmに拡大
参院選が公示された4日、東京選挙区から無所属で立候補した俳優の山本太郎氏(38)は東京・新宿西口駅前で第一声をあげた。
午前9時から予定していた街頭演説は、1時間40分遅れの午前10時40分にスタートした。立候補届で想定以上に時間がかかったという。
ピンクのポロシャツにハーフパンツとラフな格好でビール箱の上に立つと、「原発はいらない。僕を国会に連れて行って下さい。国会でどんな隠し事してるかみんな、いいますよ。行動力のあるバカを国会に送って下さい」。1時間ほど有権者に熱く訴えかけた。
昨年末の衆院選では東京8区から無所属で出馬し、7万1028票を獲得したが落選。前回の選挙あたりから目立つようになった右側側頭部の円形脱毛症は500円硬貨ほどの大きさから3~4センチほどに広がっていた。山本氏は「日本のこと考えすぎるとね…」と話していた。
東京選挙区(改選5)には、発明家のドクター中松こと中松義郎氏(無所属、新)、元アナウンサーの小倉淳氏(維新、新)、元アナウンサーで厚生労働政務官の丸川珠代氏(自民、現)、写真家の桐島ローランド氏(みんな、新)ら20人が立候補している。