ドリカム中村 吉田美和への嫉妬を告白
DREAMS COME TRUEの中村正人(55)が11日に放送されるNHK Eテレ「ミュージック・ポートレイト『常盤貴子×中村正人 第1夜』」(後11・25)に出演し、ボーカル・吉田美和に嫉妬していた過去を明かしている。
毎回、ふたりの出演者が「人生の大切な10曲」を持ち寄り、語り合う同番組。ドリカムと時を同じくして1990年代半ばに時代の寵児となった、女優の常盤貴子(41)との対談が実現した。
中村はドリカムが国民的バンドとなるまでに、数々の苦悩と挫折を経験したことを振り返る。
もともと体が弱く運動が苦手で、周囲になじめなかったという少年時代。高校卒業後、プロのミュージシャンを夢見て10年間活動するも芽が出なかった時代。そして29歳のとき、吉田美和と運命の出会いを果たし、吉田の歌に衝撃を受けると共に、自身の才能の無さを痛感させられたことなどを明かしている。
1988年にドリカムを結成。89年に念願のデビューも果たすも、注目されるのは吉田美和ばかり。自身の作った曲はボツになり続け、吉田に対する「嫉妬」の日々が続いたことを告白した。
また、「第2夜」となる18日の放送では、98年に念願の全米デビューを果たすも、アメリカ側のプロデューサーからアーティストとしての能力を否定され、吉田とともにレコーディングスタジオから追い出されるという屈辱的な経験をしたこと、米国のレコード会社から2002年に解雇を通告されたことなど、衝撃的な出来事も隠すことなく語っている。