少年隊の東山紀之(46)が10日、都内でＮＨＫ総合の主演ドラマ「七つの会議」（13日スタート、土曜、後９・00）の完成会見に登場した。

　ドラマは池井戸潤氏の小説が原作で、中堅電機メーカーを舞台に、隠ぺいと内部告発をテーマに、東山はうだつの上がらない営業課長役を演じる。芸能界のスターであり華やかな世界で活躍する東山はサラリーマン役に「（会社への不満や悩みなど）形は違えど、それぞれの世界で大変なことはある」とドラマを通じ体感したようだが「でも自分は今の事務所に不満はないし、うまくやってます」と円満をアピール。

　また撮影中の５月29日に、妻で女優の木村佳乃(37)との間に二女（第２子）が誕生。共演の吉田鋼太郎(54)からは「いつもセリフは完ぺきな東山さんが、珍しくセリフを忘れたり、かんだりしていたので、何かあったのか？と思ったら、生まれる直前でした。芝居どころではなかったのですね」と当時を振り返った。

　また、演出担当者からも「生まれた翌日はテンションが違った」と普段はみせない父親の部分を明かされて、照れ笑いを浮かべていた。