元広島・高橋慶彦氏 初俳優に悪戦苦闘
昨年まで千葉ロッテマリーンズのヘッドコーチを務めていた元プロ野球選手・高橋慶彦氏(56)が16日、都内で、初めて俳優に挑戦した主演映画「ダイヤモンド」(8月3日公開)の完成報告会見に出席し、悪戦苦闘した現場の様子を明かした。
現役時代は広島カープなどで活躍し、3度の盗塁王や33試合連続安打という日本記録を樹立するなど快速好打で鳴らした高橋氏だが、やはり畑違いの俳優業は一筋縄ではいかなかった。「安易な気持ちで引き受けてしまったんですが、あんなにせりふが多いとは。サインプレーは5つぐらい覚えとけばよかったけど、せりふはそうはいかない」と振り返った。
映画は下町のやくざの若頭を高橋氏が演じる異色の作品。高橋氏以外にも愛甲猛氏(50)、松永浩美氏(52)、角盈男(みつお)氏(57)、ギャオス内藤氏(44)、元木大介氏(41)、鈴木健氏(43)、パンチ佐藤氏(48)、田中一徳氏(31)という元プロ野球選手が出演している。