大阪・毎日放送（ＭＢＳ）の新人、豊崎由里絵アナウンサー(25)が18日午前の同局ラジオニュースで“初鳴き”し、放送デビューした。

　放送後に会見した豊崎アナは、小学校時代からあこがれだったアナウンサーとしてスタートを切ったことについて「マイクに向かった瞬間、これまでの思い出がバーッとよみがえってきて…。私死ぬのかなと思いました」と頭をかいて笑いをとった。

　兵庫県明石市出身で、趣味はクラリネットやベランダ菜園。一方でこれまで旅行気分でホノルルマラソンに出場したり、オーロラが見たいと思い立った際には、その２週間後には米国・アラスカを訪ねたりと、行動力には自信があるという。

　同局では５年ぶりとなる新人女性アナウンサーとあって、局側も期待を寄せている。報道陣から、先日にライバル局の大阪・朝日放送（ＡＢＣ）でデビューした新人、大野聡美アナ(22)へのコメントを求められると、会見を見守った先輩たちが「言ってしまえ！」とけしかけた。これに素直に応じた豊崎アナは「私は関西で１番を目指しているわけでなく、全国を考えてますので、ＡＢＣの同期と張り合ってる場合じゃない！」とぶちあげていた。