【参院選】橋下氏「責任問われる」結果

 日本維新の会の橋下徹共同代表(44)は21日夜、大阪市内の党開票センターで会見。開票開始からわずか45分後に会見をスタートさせ「(結果は)誇れる数字ではない。トップの責任が問われる」と述べた。自身の進退については早期に党執行役員会を開き、判断を仰ぐ考えを示した。

 橋下氏が壇上に登場した時間には維新に7議席の当選確実が出ていた。最悪のラインは上回ったのは笑顔で姿をみせたが自民大勝の結果に「勝ちではない」と語った。

 選挙戦後半からは、“維新”の看板存続にこだわらない考えを示していたことについて「最初(党発足当初)からそう思っていた。維新単独では成し遂げられない」と改めて話した。

 また選挙期間中に大手新聞社の記者から受けた“暴言”を暴露したり、従軍慰安婦発言に関する報道について改めて「誤報だ」と断じるなど、橋下節全開で、会見は1時間に及んだ。一方で最終的な議席を確認せずに会見場を離れることには「家でテレビを見てても分かる話」と返した。

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