橋下市長、中山衆院議員とのバトル解決

 日本維新の会の橋下徹共同代表(44)が24日、ネット番組で「(橋下氏を)代表と認めてない」と発言した同党・中山成彬衆院議員(70)に対し「維新から出ていけばいい」と“離党勧告”していたバトルに関して、中山議員から複数の党幹部を通じて釈明があったことを明かした。

 橋下氏によると、この日、松井一郎幹事長のもとに、平沼赳夫・国会議員団代表や松野頼久・国会議員団幹事長らから連絡があり、中山氏が「あれはちがう」と釈明している旨の説明があったという。これを受け橋下氏は「僕は詳しいことはいいです、と。違うんであればいいですで終わりました。解決済みです」と一件落着を宣言した。

 記者団から中山氏の問題の発言シーンが、ネット上に動画でバッチリ残っていることを聞かれると、橋下氏はニヤニヤしながら「でも、本人が違うと言ってるんであれば、画像かなんかの間違いなんじゃないですかね」と話し、笑いをとった。

 番組で中山氏は「(橋下氏を)代表と呼ばず市長と呼んでいる。代表と認めてないもんですから」と語っており、記者団から「実際も代表でなく市長と呼ばれているのか」と突っ込まれた橋下氏は「その画面が違うんでしょう」と苦笑い。

 前日23日に橋下氏は「僕は中山議員を仲間とは思っていない。組織の一員としてあるまじき発言」と憤慨し、27日の党執行役員会で問題提起することを予告していたが、党幹部らの仲裁を受け入れたようで、最後は「違うと言っている以上は、なしです」と不問に付す考えを示した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス