歌舞伎座 11、12月に「忠臣蔵」
松竹の安孫子正専務(65)が26日、10月から12月に東京都中央区の歌舞伎座で上演する演目を発表した。
11、12月には歌舞伎を代表する演目「仮名手本忠臣蔵」を連続で上演する。「‐忠臣蔵」が2カ月連続上演となるのは歌舞伎座100周年に当たる1988年の3、4月以来。忠臣蔵の主役、大石内蔵助に当たる大星由良之助役は、11月の昼の部では片岡仁左衛門(69)、夜の部では中村吉右衛門(69)が、12月は昼夜とも松本幸四郎(70)が担当。夜の部では兄弟が連続で同じ役を演じる形となる。10月は「義経千本桜」を上演する。
また、安孫子専務は歌舞伎座が新開場した4~6月までの3カ月間で48万1185人の観客を動員したことを明かした。興行収入は60億円を上回った。