笑福亭松喬 月末の落語会を欠席
末期の肝臓がんで闘病中の落語家・笑福亭松喬(62)が29日の落語会を欠席することが26日、分かった。所属の松竹芸能が明らかにした。松喬は21日の独演会を体調不良で中止しており、29日の落語会で復帰を目指していた。
同落語会は笑福亭竹林(57)が代役を務める。松竹芸能は「現在も自宅で点滴療養を続けていますが、暑さもあり復帰は難しいです」とし、「(出演を予定していた)落語会の記事を見て、元気になってもらえれば」と話していた。
松喬は暑さで食欲不振に陥り、自宅で点滴療養のため21日の独演会を中止。松竹芸能が28日にオープンする劇場「道頓堀角座」で行われる落語会「角座月夜はなしの会 こけらおとし公演」(29日)の夜公演に出演を目指し体力の回復に努めていた。