昨年８月２７日の劇場公演を最後にＡＫＢ４８を卒業した前田敦子（２２）が３１日、札幌ドームで行われたＡＫＢの５大ドームツアー札幌公演に出演した。

　前田がＡＫＢのステージに登場するのは卒業以来初めて。大歓声に迎えられ思わず涙ぐみ、「皆さんの前で歌えるのが本当に幸せです！！」と感謝した。

　涙の卒業公演から３３９日。１日限定の“ＡＫＢ復帰”に、３万人の道産子からはドームを揺るがす「あっちゃ～ん！！」というこの日一番の大歓声に迎えられた前田は、目に涙を浮かべ「みなさ～ん、お久しぶりです！！前田敦子です！！」とあいさつした。

　これまでテレビ番組で共演する機会はあったが、ステージに上がるのは卒業後初。「フライングゲット」など、ＡＫＢの楽曲を現役メンバーとともに歌うことはなかったが、ソロ３ｒｄシングル「タイムマシンなんていらない」（９月１８日発売）などソロ３曲を熱唱。「卒業して１年がたちました。こうやって皆さんの前に歌えるのが本当に幸せです！！」と叫んでいた。