ASKA 薬物報道否定もファンは動揺
CHAGE and ASKAのASKA(55)が1日発売の「週刊文春」で覚せい剤などの薬物使用を報じられたことを受け、所属事務所が同日、公式ホームページで「報道の内容は事実に反しており、大変遺憾」と報道を否定した。薬物報道自体を知らなかったファンも多く、公式コメントが発表されたことで、「嘘であってほしい…」などと動揺が広がっている。
週刊文春では、覚せい剤などの薬物使用と、その吸引映像を暴力団に盗撮され、金銭を要求されていると報じられている。
1日発売の週刊文春の報道を受け、インターネット上ではこの日、ASKAが「逮捕されるのでは?」などと心配する声があふれていた。薬物報道を否定する所属事務所の公式コメントはツイッター上で拡散されており、「覚醒剤疑惑がショックすぎて立ち直れない」「本当に、本当に嘘であってほしい…」「誤報であってほしい」「その吸引ビデオ(映像)が気になる」などと薬物報道自体を知らなかったファンに動揺が走った。
一方で、文春報道を知っていたファンからは「ASKAがこんなことするはずない」「(公式コメントを)信じます」「違うと信じてます」などとの声が上がっている。
チャゲアスの公式HPでは「一連の報道について」と題して、所属事務所「ロックダムアーティスツ」名義で説明文を掲載。「この度のASKAに関する一連の報道につきまして、ファンの皆さま、また関係各位に多大なるご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。報道の内容は事実に反しており、大変遺憾です」と一連の報道内容を否定した。
その上で、「弊社としてはこれらの報道に対し、厳重に抗議します」と週刊文春の報道に対し、抗議する姿勢を表明した。
チャゲアスは今年1月、6年ぶりの活動再開を発表。8月に国立代々木競技場第1体育館で再始動ライブを予定していた。しかし、6月、ASKAに一過性脳虚血症の疑いがあるとして、所属事務所が延期を発表。ASKAは自宅で療養しており、復帰時期は未定との発表で、体調が心配されていた。
なお、CHAGEはASKAの一過性脳虚血症と発表後、ラジオで「1日でも早く元気なASKAに戻ってほしいと思います」などと話していた。