辛坊氏 海難救助団体に500万円寄付
6月21日にヨットで太平洋横断中に遭難し、救助された辛坊治郎キャスター(57)が3日、読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」(土曜、前8・00)に生出演し、復帰を果たした。放送後には同局内で会見。休養中に救助に当たった岩国の海上自衛隊などに出向いたことなどを明かした。また「日本水難救済会」に500万円を寄付していたことも分かった。多額の救助費用がかかったことには一部で批判の声も上がっていた。
1カ月半の休養を経て、キャスター復帰した辛坊氏は、会見で、「死ぬと思った」と事故を振り返った上で、海上保安庁や、救難飛行艇で救助に当たった「海上自衛隊岩国第71航空隊」に出向き、事故の説明と感謝の意を伝えたことも明かした。
救助直後の真夜中の会見で、辛坊氏が手に握りしめていたのが、岩国‐のワッペン。辛坊氏は、救助してくれた海自隊員に名前を聞こうとしたが、個人の名前は教えられないとして、代わりにこのワッペンを渡されたことを打ち明けていた。
海上で遭難した場合、公的機関が行う捜索や救助活動にかかる費用は、税金から支出される。多額の税金を投じた救出劇には批判の声もあがっていた。
海上保安庁では、海で遭難した人の救助を行うボランティアを支えるための団体「日本水難救済会」の存在を知った。募金を申し出ると、「募金はしなくていいので、それ(活動)を広めて下さい」と言われたという。
この日、会見にのぞんだ辛坊氏の左胸には「日本水難救済会」への募金活動をPRする“青い羽根”が。辛坊氏は「募金しました」と明かした。関係者によると、金額は500万円という。
救出後には、さまざまな批判にもさらされた。事故を振り返り、「いろいろ批判されたけど、(言えることは)『生きててよかった』というのが一番です」と神妙な顔で語った。
また、救出から1カ月半での復帰について、「早いか遅いかは、テレビをご覧の皆さんにご判断いただくこと」とした。
会見中は冷静にヨット浸水の状況などについて説明していたが、「『死ぬ』と思った時、頭に浮かんだのは『カミさんと会ってもう一度メシを食いたい』と思ったこと」と話した時には、目にたまった涙を手でぬぐっていた。
辛坊氏は、10日から同番組に、12日から読売テレビ「朝生ワイド す・またん」(月~金、前5・20)にレギュラー復帰する。
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