歌舞伎俳優の坂東玉三郎、女優の愛音羽麗らが3日、京都市の八坂神社で、京都南座で10月5日に初日を迎える舞台「アマテラス」の成功祈願を行った。
同公演は歌舞伎界を代表する女形の玉三郎と、昨秋に宝塚歌劇団を退団した元男役スターの愛音が、ともに女神を演じる。
玉三郎は「僕も愛音さんも、男も女も演じられますから。愛音さんは肌を出して踊っても嫌みがないですし」と語り、神々の中性的な部分を引き出すことに意欲を示した。参拝中に境内の「美容水」と書かれた清めの水を見つけると、真っ先にすくって肌を潤した玉三郎。“女性”としてのキャリアを見せつていた。