「あまちゃん」先生大人気にじぇじぇ!

 高視聴率を記録しているNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」で潜水土木課の先生を演じている皆川猿時(さるとき、42歳)が7日、同局の「スタジオパークからこんにちは」に生出演。700通以上のメールが届く大反響となった。番組では、2児の父であることや、トレードマークとなっているもみあげの“秘密”などプライベートも明かされた。

 「くぬやろー!(この野郎!)」が口癖の、北三陸高校の磯野先生こと皆川がスタジオに登場すると、スタジオ観覧者からは「いっそん!」の掛け声も飛び、熱気ムンムン。アイドル級の歓待を受け、「すいません、なんか、びっくりしています、こういう状況に…」と恐縮しきりの表情を見せた。

 番組には「スタジオパークに出てほしい」と出演を熱望する声をはじめ、出演告知後は「震災の仮設住宅に住んでいますが、皆川さんを見ると元気が出ます」など700通以上のメールが殺到したという。

 皆川は1971年、福島生まれ。高校卒業後に上京し、「劇団東京乾電池」の研究生として1年間レッスンを積み(劇団員には昇格できず)、19歳の時に初めて見た「大人計画」の芝居に刺激を受け、24歳でオーディションを受け、現在に至る。

 皆川は、役者を目指したきっかけは「大好きなおニャン子クラブの渡辺美奈代さんに会いたい」という気持ちだったことを告白。福島から東京に出て、「田舎の風景が大嫌いだという気持ちもわかるし、大人が『出ていくな』という気持ちも分かる」と「あまちゃん」に共感することも話した。

 ヒロイン・アキ役の能年玲奈から「どのシーンも笑いをこらえるのに必死です」とVTRでメッセージも届き、普段の皆川について「わりと静かですよね」という素顔も明かされた。

 少年時代の写真も公開され、濃いめのソース顔にほっそりスリムな体型のイケメンだったことも判明。「小中時代はモテましたね。あ、自分で言うことじゃないですね」と照れ笑いしていた。

 現在は7歳の長男と5歳の長女の2児のパパ。トレードマークとなっているもみあげは「10年くらい」伸ばしていることを明かし、もみあげを伸ばし始めた理由については、「小顔効果ですかね」と笑わせていた。

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