土屋アンナは「ただの怠慢」と製作側

弁護士同席のもと土屋アンナ民事提訴の経緯を説明する甲斐智陽氏(右)=東京弁護士会(撮影・会津智海)
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 女優で歌手、土屋アンナ(29)の初主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」が中止になった問題で、製作の甲斐智陽氏側が9日、土屋と所属事務所を相手に損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こした。請求額は3011万円。甲斐氏側は「本件トラブルの本質は被告土屋のただの怠慢である」との考えを示した。

 訴状の要点として甲斐氏側は4点を上げた。

 (1)土屋氏とその所属プロダクションは、出演契約に違反し、無断で稽古をさぼり続け、もっぱらそのことにより公演が中止になった。

 (2)土屋氏は原案者濱田氏の承諾が取れてなかったというが、平成25年5月に濱田氏代理人の法律事務所において、原案となることの承諾をちゃんと取っており、土屋氏の言い分は事実ではない。

 (3)土屋氏が稽古をさぼったのは原案者との問題ではなく、土屋氏が舞台に怖じ気づいたか稽古が嫌になったにすぎない。

 (4)したがってプロダクションには契約違反の債務不履行責任があり、土屋氏には不法行為責任がある。

 甲斐氏側はとくに(3)について強調。「被告土屋は出演を契約したものの、本公演が初めての主役舞台であった。舞台自体としても2回目に過ぎない。つまり舞台経験はほとんどなく、主役舞台は初めてであった。そのため舞台に怖じ気づいたか練習がめんどくさくなって、あたかも原告らに非があるように言い立てて自分が稽古に出ないことの言い訳に利用したに過ぎない」と指摘した。

 また、7月16日に行われたパーティーにおいて、「土屋氏は本来ちゃんと練習してマスターしていなければならない楽曲を、パーティー席上で歌う予定だった楽曲2曲とも、稽古の時に覚えていなかった。これは舞台に立つ役者として考えられない怠慢である」とも指摘した。

 土屋の所属事務所は訴えについて「訴状を見て適切に対応します」とコメントした。

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