22日に東京・西新宿のマンションから転落死した歌手・藤圭子さん(享年62)の前夫で音楽プロデューサーの宇多田照實氏(65)が「故人の遺志」として、葬儀を行わないことを発表した。家族以外の対面も謝絶するという。葬儀関係者を通じて、照實氏からの伝言という形でマスコミ各社に伝えられた。
また、この日正午すぎ、藤さんの遺体は、東京・新宿署から都内の斎場に移送され、安置された。照實氏が遺体に付き添ったが、2人の長女で歌手・宇多田ヒカル(30)はマスコミの前に姿を見せなかった。
なお、新宿署によれば、この日までに遺体の検案が終了。事件・事故性がないことから、同署では自殺と断定した。